「飯田和佳のVegasパーソナルレッスン・銀座」からのトピックスをご紹介します。
こんにちは。山梨の飯田です。
6月8日ですが、ソニー本社にでかけて来ました。
というのも、
ソニークリエイティブソフトウェア様から、
「山梨の飯田さんがとてもワクワクするプレス発表を8日にするから、
よろしければ席をお取りしておきますよ!」というご招待を
いただいたからであります。
ソニークリエイティブソフトウェア社のスタッフの方が、
このブログをご覧くださっていたとのことで、
ソニーマーケティング様をとおして、連絡がありました。
銀座のソニービル様とソニーストア名古屋様において
全く個人的なパーソナルレッスンをしているだけで、
出版・報道などには全く関係がなく、
しかも「山梨の飯田」という一個人であるにもかかわらず
お声をかけていただきましたこと、涙が出るほどに嬉しいです。
心よりお礼申し上げます。
ありがとうございます。
さて、プレス発表の内容とは、もちろん、
「Vegas Movie Studio HD Platinum 11」 であります。
米国では8日(日本時間)に発売開始されていて、
日本では、6月24日より発売開始ということです。
プレス発表では、「さんまのからくりTV」のように
米国本社からのメッセージが、ビデオレターで映し出されました。
新たに登場した Ver.11 の
私たちにとって特に関係がある部分は、下記の4点でしょうか。
1、3D編集に対応したこと
2、文字入力で、文字に動きを付けられるようになったこと。
3、プロジェクト設定に24p、60pが追加されたこと。
4、GPU(nVidiaとATIの両社に対応)を使った、レンダリング速度の向上
細かい点ではもっとブラッシュアップされているようですが、
私たちが目的としているファミリーユースでのハイビジョン動画制作という
観点から見ると、目に付いたのは上記の点でした。
もっとも、これから使い込んでゆくので、
面白い点がありましたら、記事にてアップしますね。
1、3D対応について
ソニーの3Dハンディカム(HDR-TD10)が発売されましたが、
当然にその3D動画ファイルをこの Ver.11で編集できます。
3D動画編集をするのに、
3D対応パソコンが必要なのではないかと思われるかもしれませんが、
3D対応していないPCであっても、
3Dでの仕上がりを確認しながらの編集が可能です。
その秘密は、付属している赤青メガネです。
3D素材をまな板にのせても、今までの2Dでの編集画面と全く一緒です。
3Dの効果を調整する画面
3D素材をまな板にのせると、プレビュー画面には上図のように映ります。
3Dハンディカムで撮影した動画素材をVegasのタイムラインにのせて、
そのプレビュー画面を見ると、上図の様に映るので、
この画面を付属の赤青メガネで見ると立体的に見えるので、
そこで3Dの調整を行うという理屈です。
2、文字に動きをつける(文字のアニメーション)についての具体的な解説は、
改めて記事としてアップしますね。
Vegas Movie Studio では、その文字入力機能は、
「メディアジェネレータ」の1種類だけなのですが、
実は、Vegas Pro の文字入力機能をみると、
「メディアジェネレータ」だけではなくて、
もう一つ、「Pro Type タイトラー」という文字入力機能があります。
つまり、2つあるのです。
「Pro Type タイトラー」 の特徴は、メディアジェネレータと比べて、
レンダリングしたときの文字の滲みが無く、
また、文字に動きを付けられるモーション機能がある点です。
今回のVegas Movie Studio Ver.11では、
Vegas Proの「Pro Type タイトラー」のモーション機能の一部が、
メディアジェネレータに搭載されたということです。
3、24pや60pの対応について
私たちが今まで撮影していた動画というのは、60iと呼称されている、
インターレース形式の動画でした。
「 i 」 というのは、「インターレース」のことです。
「 p 」 というのは、「プログレッシブ」のことです。
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(インターレースとプログレッシブの違いについては、
必要な方に必要なときにパーソナルレッスンで解説します)
アマチュアハイエンドのAX2000や最新型のハンディカム、
そして最新携帯電話での動画撮影では、24p、60pなどの
プログレッシプ撮影ができるモードがあります。
Ver.10までは、そのプリセットに
60i等のインターレースでのモードしかありませんでした。
しかし、Ver.11では、24p、60pに対応したので、
映画のような質感を持つ映像にこだわるのならば24pで撮影したり、
より高画質映像にこだわるのならば、60pで撮影したりと、
高機能になったムービーカメラでの特徴を
活かす編集が可能になっています。
4、GPUを使ったレンダリング速度の向上について
動画編集が終わって、ファイルとして書き出したりDVDやBDにする場合には、
レンダリングという作業があります。
このレンダリングの時には、
当然に、パソコンのCPUが働いてレンダリングをするのですが、
このときに、パソコンのCPUだけで計算させるのではなくて、
映像処理をするグラフィックボードに乗っているCPU
(これをGPUと呼称します)も使って計算をさせれば、
レンダリング時間が短くなるじゃないか!という技術があります。
(世界的にみて、グラフィックチップの2大メーカーはnVidia社とATI社であり)、
Vegas Movie Studioで、この技術に対応していたのは、
nVidia社のCUDAという技術だけだったのですが、
Ver.11では、ATI社のグラフィックチップにも対応したということですので、
たいていのPCで、GPUを使ったレンダリング速度の向上が見込めるかも?
ということです。
最後に発売情報を載せておきます。
発売予定が6月24日(金)で、
パッケージの種類としては、2パターンあります。
Vegas Movie Studio HD Platinum 11 と、
Vegas Movie Studio HD Platinum 11 Production Suite です。
Vegas Movie Studio HD Platinum 11
メーカー希望小売価格(税込み)
通常版 14,490円
特別優待版 10,290円
アップグレード版 6,300円
Vegas Movie Studio HD Platinum 11 Production Suite
メーカー希望小売価格(税込み)
通常版 19,740円
特別優待版 15,540円
アップグレード版 8,400円
Production Suiteには、Sound Forge Audio Studio 10 と、
NewBlueFXトランジション・エフェクト、その他が付いてきますが、
これらは、Ver.10のProduction Suiteに付属していたものと
同じだとのことです。
プレス発表が終わり、ソニークリエイティブソフトウェア社のスタッフの皆さんと、
なんちゃってターミネーターに変身しました。
さすが、Vegasの開発元です。
お二人とも、とってもお茶目!!
左:すっごく日本語が上手なスティーブさん。
右:バリバリのバイリンガルで、才媛の誉れ高い久保女史。
スティーブさん、久保さん、フックアップ社の皆さま、
たいへんお世話になりました。
ありがとうございました。
さて、楽しいプレス発表を終えて、
ソニー本社を後にしたときに事件は起きました。
ソニー本社ビルを出て振り返ると、
なんとそこには、
いつもニュース映像で流れる本社ビル風景があるではないですか!!
やはり、田舎者だからでしょうか?
この角度のこの映像を撮っておきたいという衝動に駆られて、
記念の写真をパチリ・パチリと写し始めてしまいました。
山梨の飯田が、最近特に意識しているテーマは、
「一眼レフ初心者の方が、なんちゃって、いきなりかっこいい写真を撮るには?」
でしたので、縦で撮ったり、横で取ったり、アングルを変えたり、
ホワイトバランスを変えたり、集中して撮影していたわけです。
皆さんご存知のとおり、山梨の飯田は集中し始めると、
トコトン集中して暴走してしまいますね(爆)
飯田が熱中して撮影していると、トントンと、私の肩をたたく人がいます。
「あなたはソニーの社員さん?」
「どちらかの広報の方?」
「事前に撮影許可をもらっているの?」
「事情を聞くから、ちょっとこっちについてきて!」
皆さんお察しのとおり、警備員さんでした。
この後、どのようになったのかはご想像にお任せしますが、
「話せばわかる」、優しい警備員さんでした。
もっとも、身元確認のために、ソニーマーケティングさまに
緊急のご連絡が入ったと思います。
誠に申し訳ありませんでした(ペコリ)。
いろいろありましたが、
おかげさまで、無事に山梨に戻ることができました・・・。
どこからどう見てみも、
「誠実が服を着ている」ようにしか見えないだろうに!(自分で言うか!笑)、
なぜ不審者に間違えられてしまったのか、今でも理解不能な
山梨の飯田でした。
追伸:
今月の21日(火)から26日(日)までの連続6日間に渡り、
銀座ソニービル4階のお客様ご相談カウンターにて
飯田のパーソナルレッスンが開催されます。
おかげさまで、各日ともほぼ満席となっていますが、24日(金)の午後と
26日(日)の夕方に若干の空席があります。
ご興味がある方は、
下記のソニー客様ご相談カウンター銀座までお問い合わせ下さい。
このブログは、「山梨の飯田」にご縁があった方のための、
アフターフォローという意味で、
世界一軽く動く Vegas習得のコツを記しています。
このブログをご覧になっていて、
「ハイビジョン動画編集をしてみたい!」、
「時間とお金は有効に使いたい!」
「Vegasを使いこなしたい」、
「どうせなら、非常にハイパフォーマンスのレッスンを受けたい」
「山梨の飯田」に会ってみたい!(笑)
というご希望がありましたら、
過去に「山梨の飯田」のレッスンの受講経験が無くても、
全くかまいませんので、お気軽に、下記の
ソニーお客様ご相談カウンター銀座・名古屋までお問い合わせ下さい。
ちなみに山梨の飯田も、Vegasも、
お使いのパソコン、ムービーカメラ、
一眼カメラ等のメーカーは一切問いません。
もちろん、パソコンの腕前も問いません(笑)
ただし、VegasはOSがWindowsのみ動作しますので、
MAC使いの方はごめんなさい!
ソニーお客様ご相談カウンター銀座(ソニーストア銀座内)
ソニーお客様ご相談カウンター名古屋(ソニーストア名古屋内)
http://www.sony.jp/support/counter/
VEGAS Proのソースネクスト公式の講師の「山梨の飯田」こと飯田和佳と申します。
約15年に渡ってソニーブランドの頃からVEGAS Proでの動画編集の講師に携わっております。
お気軽にご相談ください。もちろん内容によっては有料ですが。。。
ご興味ある方はパーソナルレッスンもご好評いただいておりますので
お問い合わせ下さい。
1件のコメント
momo meg · 2012年12月16日 AM 1:11
YouTubeを見て、歌手の映像に歌詞があり
曲に併せて歌詞が出てきて
色んな方の作品をみていると
VEGAS MOVIE STUDIO HD 11に
辿り着きました
本当にド素人なので
どんな商品なのか、また
どんな使い方なのかを調べていたら
飯田さんのブログに出会いました
商品には色んな種類やタイプがあるようで
主婦には難しいと煙たくなるどころか
飯田さんのブログに食い付いてしまいました(笑)
やったことないけれど
やってみたいなって思います
初心者なのでアップグレード版を買えば良いのかなぁ??
またココへ来るのでお気に入り☆をクリック(^^)v
返信あるといいなぁ☆
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